＜ＦＩＳＣＯ＞
ぱっと目がさめる。
「ヤベッ！」
時計を見る、午前４時。
ほっとしながら急いで出発の準備＆出発。
裏の家もなぜかこの時間にお出かけのようだ。
「こんな朝早くから何処へ行くのだろう？」
と考えたが、おまえも一緒だろうと誰かに突っ込まれそうだ。
今回はＦＩＳＣＯ（富士スピードウェイ）のショートコース。
新しく出来たコースである。
本コース工事中のため入り口及び場内の通路が特別なようなので（ｎｅｔ情報）、
リッチに高速を使い時間に余裕を持って行く事とする。
御殿場インターまではあっという間、
この先は一般道だが時間が早い為ガラガラである。
途中、コンビニによる。
この時点で雨がぱらついて来た。
「昼まで持たなかったか・・・」
天を仰ぎ見る。
朝食＋昼食を買い込み出発。
ＦＩＳＣＯに到着するがメインゲートは影も形も無い。
メインゲートがあった場所は工事用ゲートに囲まれている。
ｎｅｔ情報の道を目指し移動。
途中、カワサキのシャツを着た人がのぼりを立てようとしていた。
「ちょっと早すぎたかな？」
無理も無い。
７：００から受付開始なのに５：４０すぎにＦＩＳＣＯに着いてしまったのだから。
裏ゲートからＦＩＳＣＯへ進入。
新設ジムカーナ場の駐車場を抜けて細い道をくねくね進む。
荒れた舗装路を進み見なれたトンネルへ。
「おおここか」
トンネルを抜けると目の前に新しいショートコースが広がる。
旧ＦＩＳＣＯを知っている方には３０度バンクの内側、
ＯＦＦコースが有ったところといえば分かるでしょう。
先ほどのトンネルはバンクの下をくぐっているのでした。
既に車が２〜３台、「早い人もいるな」と思いきや主催者の車でした。
早速ピットへ車をつけバイクを下し場所取りをする。
このとき既に雨はジャジャ降り。
雨のレースを覚悟する。
時間が有る為、だらだらと準備をしていると徐々に人が集まりだし、
ピットもにぎわってきた。
場所、主催者が変わってもピット内はいつもレースで見る顔が多い。
お遊びレースでは有るがレースはレース、新規参入は気が引けるのだろうか。
結構ほのぼのとしたレースなのだが・・・。
ここでパートナー登場。
優雅にジャガーでの来場である。
（ジャガーといっても数十万円の古い型。親類からのお下がりだそうだ。）
しかも長野から。
先日長野帰省の際、以前乗っていた車が逝ってしまい、
その車にツナギを載せたまま長野に置いてきた事に前日気がついたようで、
急ぎ取りに帰省したとのこと。
ちなみに彼はレースに来るたびに異なった車で登場する。
理由は、壊れたので買った、修理中の為代車、
壊れたので親類から借りている、友人と交換した等。
ほとんどは１番目か３番目の理由なのだが。
受付、車検を無事済ませライダースミーティングヘ。
「あいにくの雨ですが多数参加頂き・・・・」
挨拶がつづく。
コース状況の説明では、
「あらゆる所に川が出来ています。
全てのライダーが練習走行を行い確認する事。・・・ではご安全に。」
To Be Continued
Return
to previous page
ミニバイク・レース以外にもMOTARD、TERMINATOR'Sなど
当店では、サンデー・レーサーを応援・サポートいたします。
|
